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「山するめの趣味の部屋」



このコーナーでは、リーマン所長と一緒に懐かしのアニメを語りたいと思います。

青春のアニメ群像

「装甲騎兵ボトムズ」
1983年にテレビ東京系列で放映された日本サンライズ制作のロボットアニメ。
吉川惣司さんが脚本に加わっていたのが何だか嬉しかった(山するめ)。
 「野望のルーツ」「ザ・ラスト・レッドショルダー」「ビッグバトル」の三部作は、TV放送の空白の期間を埋めるOVAである。
そして、最終話の32年後の世界を描いたのが「赫エキたる異端」ということになる。
これは散々言い尽くされたことだが、スコープドッグ(AT)自体ははかっこ悪いが、作中では最高にかっこ良い。なぜならば、メカ描写が抜群に上手いからである。特に「野望のルーツ」「ザ・ラスト・レッドショルダー」「赫エキたる異端」の三作はその点で最高である。一言でATの動きを表すならば、「地面を滑る」のである。走るのでも歩くのでもない、「滑る」のである。このスピード感、爽快感が、一見かっこ悪いスコープドッグ(AT)を最高にかっこ良くしている。さらに明らかに過積載のレッドショルダー隊のATの装備も、メルキア機甲師団の精鋭部隊であり、パイロットの技量がずば抜けているということで、胡散臭さよりも説得力を与えてくれる。テレビ放送分よりもOVAで丁寧に作られている分だけ、このメカ描写が上手くいっている。
特にお奨めのシーンは、「共食い」のキリコのATさばき。左腕を吹き飛ばされてバランスを崩したところで、右腕のヘビーマシンガンを地面に向けて発射してその反動で機体を立て直し、すかさず反撃。その鮮やかなATの動きは、必見だ。  
そして、物語はキリコの「異能生存体」という特質が明かされている。これは後にテレビ放送のクライマックスと「赫エキたる異端」への伏線となる。
OVAというと見ても見なくてもいい作品が大多数だが、このOVAばかりは見なければ話が全てつながらないし、物語の核心に迫ることができない。とにかく必見の作品である(リーマン所長)。
キリコ「OVA野望のルーツ」より
「装甲騎兵ボトムズ」
公式ページはこちら
嬉しいですね。DVDも出てます。
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