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初代ホンダ CB50
僕が初めて手に入れたバイク。1984年頃友達から中古で買いました。張り合わせタンクに張り合わせマフラー。「ドロロロロ..」って音が最高に良かったです。
でもやたら音がでかかった。どっか破れてるんじゃないかと思ってバイク屋さんに聞いたら「いや、これはこんな音だよ」っていわれました。
バイクのチューニングの本を買ってきて読んだら、インテークマニホールド(キャブレターからエンジンに行ってるところ)を研磨すると吸気効率が良くなってパワーが上がると書いてありました。今になって考えると排気は一緒で吸気だけ良くしてもどうなのかなと思うんですが、あのころは必死で磨きました。
キャブレターも良くばらして掃除しました。素人がそんなことしても平気で走っていたなんて、単気筒OHCエンジンっていいですね。
ある時アパートの前で信号待ちしてたんですが、50CCなのでちょっとふかさないと発進がきつい。で、ふかして出たらびっくりしたんでしょうね。アパートの住人が数人飛び出してきて何やら怒鳴ってました。
その姿をミラーで見ながら一生懸命逃げました。怖かった。
このマシンで友達と一緒に阿蘇経由で高千穂に行きました。R57の、阿蘇に行く坂は怖かった。友達はRZ250。後ろからびゅんびゅん車は抜いていくし、わがCB50は登りはのぼらん、下りは重力で加速。
前後ドラムブレーキ(しかもワイヤードラム)で減速もままならない。今思い出しても恐ろしい思い出です。泣きそうになりながら走りました。その後延岡に出てR10から帰りましたが、50CCでしかも日帰り。8時間近くかかったかな?とんでもない話です。
後にこのマシンは友達にあげました。1993年のことです。
2代目ホンダ CB125JX
近くのバイクやさんで1985年ごろかな。3万円で買いました。僕もこれで晴れて2オーナーです。このマシンも単気筒で「ドロロロ..」って音がします。でも初代よりは静かだった。
CB系のエンジンはいいですね。燃費も40km/l近くいってたんじゃないかな?このマシンも後に三代目を買ったときに知り合いにあげました。
3代目スズキ GSXCB250E
ちょっとBMWに似てるGSX250E。これも近くのバイク屋さんで6万円で買いました。友達から「芋エスエックス」なんて言われて一難発起。まずシートを変更。スクラップ屋さんで刀の物を買った来て張り替えました。
あと色々変えて写真のようになりました。バックステップもつけてとても公道では走れない。違反にならない程度に適当に戻して乗ってました(ごめんなさい)。
このマシンは1995年頃やはり友達にあげちゃいました。
以降ホンダのタクトに乗ってましたが、いたずらでシートをずたずたにやられて腹が立って友達にあげました。シートカバーつけて。
後はひたすら車です。バイクは若くないとというか車を知ってしまうと乗れませんね。併走する車が怖いんですよね。
車 スズキフロンテ ハッチ55
車ですが、1986年から数年間CB50、CB125JXと一緒に乗っていたのがスズキフロンテハッチ55です。
ちょっと変わった車だったので書きます。
タイヤは当時まだいくらかあったチューブタイプ。エンジンは2サイクル水冷3気筒550CCです。
友達が実家から持ってきてやつだけど、もうすでにぼろぼろで廃車にするというところをもらいました。
運転席のシートが破けていたのでお古のTシャツにマッハ弾児の絵を描いてかぶせました。駐車してたら通りかかった女の子達が笑うこと笑うこと。
2サイクルなので出足は良かったのですが、その後の加速は×。白煙が凄い。特に上り坂と来たらもう...。
もうもうと煙幕を吐きながら坂道を登る我がハッチ55。煙の割には走らないので後ろの車がたまらずパッシング。
たまたまその後にいたパトカーが「そこの車、パッシングしない。止まりなさい」。
北九州の自動車道ではずいぶんと迷惑かけましたね。
最後はオーバーヒートの連続。最初はラジエーターの破れから始まりました。ある夏の日、エンジンルームから水蒸気がもうもうと立ち上りました。
修理に出したらヘッドガスケットもいっててガスケットも交換。しばらくしたら又水蒸気。
今度はどうやらパイプが破損した模様。又修理。
又水蒸気。修理屋!どうなッてんだ。と思っていたけど、結局あきらめて廃車にしました。
当時はスクラップがお金になっていてスクラップ屋さんが2,000円で引き取ってくれました。
後に整備士になって分かったんですが、古い車ってあちこち弱くなっているから、一つ修理したら又別の所が壊れたりするんですよね。
特に水関係は、それまで少しずつ漏れていたために折り合いが付いていたのが、修理したために全体の圧が上がって別のところが破けるなんて事があります。
あのときは修理屋さんごめんなさい。たぶん心の中でこう言っていたことでしょう(こんなボロにいつまでも乗ってんじゃないよ!)。顔は笑ってたけど。
むちゃくちゃ欲しかったマシン
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