アニメ,青春,解説,懐かしの,コンバトラーV,ボルテスV,ダイモス
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「山するめの趣味の部屋」



このコーナーでは、リーマン所長と一緒に懐かしのアニメを語りたいと思います。

青春のアニメ群像


−いわゆる長浜三部作について−

コンバトラーV 「超電磁ロボ コンバトラーV」
1976年にNET→テレビ朝日系で放映された東映のロボットアニメ。詳述はここ
ゲッターロボより始まる合体ロボものである。
キャラ設定は大人気の安彦良和氏。
敵役のガルーダは最初単なる美形キャラかと思ったが、ガンダムのシャアみたいではなくて無意味に鳥人間にはなるしコンバトラーVにはいつもやられるし、 愛する母オレアナが冷たくて最後は何だかかわいそうな終わりを迎えるしでちょっとがっかり。もうちょっと頑張って欲しかった。
オレアナとガルーダ。
この作品、ライディーンとガンダムとの中間的な作品のように思えるのは僕だけでしょうか?(スタッフ殆ど一緒だし...)
”超電磁”とうたってあるだけあって、コンバトラーの周辺はものすごい電波障害があったんだろうなあ..(一番上のアイキャッチのシーンなんか恐ろしく発散してますよね)。
奴隷獣でそれどころでないだろうけど。乗組員の健康は大丈夫か?(山するめ)
かっこいいよなあ。ちずるさん(キャラ設定より)。
葵豹馬と仲間達。

この名を聞いてまず思い浮かべるのは、超合金である。合体が実現可能なのは、最初からおもちゃでの再現を考えていたからだとか。
とにかく、自然で無理のない合体システムだった。
物語は、とにかくよくある「悪い宇宙人が攻めてきて・・・・」という設定だった。また物語の中盤で、敵の幹部が交代してコンバトラーVもパワーアップという、現在にも通じる流れが見られる。(ただし、勇者ライデーンが先)
やはり最終回の盛り上がりに注目したい。とにかくストーリーがすごい。女王ジャミラと総統ワルキメデスの確執と内輪もめ、そしてマグマ獣の総攻撃で物語は、クライマックスに・・・・しかし、終わりはあっけなかった。
デウス・・・政治犯・・・。
詳しくは、実際に見てみてほしい。あっけなさ過ぎです。 (リーマン所長)

「超電磁マシーンボルテスV」
1977年からテレビ朝日系で放映された。
コンバトラーVの後番組ですね。
当時は、団塊の世代ジュニアが子供で、やたらと数が多かった。だから、子供番組、特にスポンサーのつきやすい巨大ロボットアニメは、やたらめったら多かった。そんな中で例外的に作られた、二匹目のドジョウ狙いの作品・・・・なんて思ったら大間違いだ。前作、コンバトラーV最終回の違和感の理由が、明らかになる。長浜監督は、ロボットアニメを作りたかったというよりも、物語を描きその中でメッセージを伝えたかったのだ。例えば、プリンスハイネルの物語とボアザン星の社会。剛兄弟とハイネル。見どころ満載です。
余談だが、剣を決め技に使ったのは、ボルテスVが最初である。(リーマン所長)

「闘将ダイモス」
1978年から放映されたロボットアニメ。
ボルテスVの後番組。
長浜監督は、ロボットアニメを作りたかったというよりも、物語を描きその中でメッセージを伝えたかったのだ。
それが、ますます露わになった一作です。ロミオとジュリエットをやりたかったようで、主人公の空手が必殺技の基になっている。しかも、敵にリヒテル提督など悲劇を感じさせる美形キャラを配しているところも、長浜スタイル完成といったところか。
当時は、白と黒に赤を配したダイモスのデザインが、新鮮で大好きだった。実際、今見てもなかなかにスタイリッシュでカッコイイ。
でも、視聴率はあまりよくなかったらしい。
(リーマン所長)
リヒテルリヒテル。
エリカと一矢エリカと一矢。 ダイモスダイモス。


長浜忠夫監督の早すぎる死を報ずるアニメージュ1981年1月号。
亡くなったのは、'80年11月4日、48歳だった。
DVDボックスも出てます。 超電磁マシーン ボルテスV BOX (初回限定生産) 闘将ダイモス BOX

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